俺のランクを超えて行け

JⅣの金欠ぼっち、量産機好きがいろいろ考察したりする、と思う。Twitter:@ryousankizuki_s

蠅魔王はCOJの破壊者である

 どうも、平成ライダーが好きすぎて見返している量産機好きです。まだブログ始めてから1週間ほどしか経っていないのに、5000をこえるアクセスを頂いて嬉しい限りです。もっと頑張って行こうと思います。

 今回は、なんか蠅魔王の話が流行ってるんで僕も尻馬に乗っかろうと思いました。最初に言っておきます。俺はかーなーり強い!僕は「蠅魔王死すべし慈悲はない」だとか、「どうして俺に楽しく更地させねぇんだ!俺はもっとユニットが焼ける姿が見ていたいんだよ!」とか偏った意見は持ってないです。

 この記事は蠅魔王の登場でCOJはどう変わったかを振り返ろうとしたものです。長ったらしい文章なんて読みたくねぇ、文句だけ言わせろって人は最後にまとめるのでせめてそこだけでも見てください。あくまで僕の一個人の意見であって、これが正しいとか正しくないとかの議論をするつもりはないです。人によって意見が異なる問題なので、絶対的な正しさというものはないと思っているからですね。それでは本題に入ろうと思います。

通りすがりの蠅魔王

 蠅魔王が我々の目の前に姿を表したのはVer1.2になり、COJが基本無料となった時です。蠅魔王剣のランダム二体5000ダメージで盤面を崩され、魔王剣で攻撃時にはなかなか手がつけられないBPとなり、蠅王剣で昆虫を生け贄を捧げればさらに5000ダメージが飛んでくる。同弾の「絶望の天魔アザゼル」、「チェインフレイム」と共にLv1時に5000BP以下のユニットの人権を奪っていく様はまさに圧巻でした。その焼き能力は赤系や昆虫、珍獣で持てはやされすぐにエースとなります。
 さらに、自身がLv1時にBP5000のことから「蠅魔王剣は蠅魔王剣で返す」という風潮が生まれます。結果、蠅魔王は現在のシヴァに匹敵する虹色ユニットとなりどこのデッキにも採用されるようになりました。おのれ蠅魔王!!
 環境の変化により、どんなデッキにも入るカードでは無くなっても、依然ベルゼブブの残した影響というのは大きなものです。「BP5000以下はほとんど変わらない」という風潮は今でもありますし、このことからBP6000が環境で基準の一つとなっています。

ベルゼブブの功罪

 先に挙げたように、ベルゼブブはBP5000以下に強烈なプレッシャーを与えています。また、当時はベルゼブブがないとデッキが組めないとまで冗談交じりに言われたほどに環境をぶち壊しています。では、ベルゼブブは完全に悪なのでしょうか。

 僕は、そうではないと思います。なぜなら、ベルゼブブがあったからこそ今のCOJがあるからです。ベルゼブブに耐えられるかがプレイヤーの間で重視された結果、3CP6000の優秀なユニットが数多く登場しました。また、ベルゼブブに匹敵するような同コスト帯のパワーカードが各色に登場しています。「統制者ヴィシュヌ」に「天帝インドラ」、CPが下がった「大魔導士リーナ」がそれにあたるというのが僕の認識です。時代がようやくベルゼブブに追いついた、とも言えますね。

 これらのカードの登場により全体的なカードパワーは向上し、COJの環境は複雑化してDOBというシステムも相まって多様なデッキが見られるようになりました。現状、カードゲームとしての自由度は1.2時代より確実にいい状況にあると思います。これには僕の好みもあると思いますが、更地一辺倒な環境よりも更地もあり大型によるロックもありコントロールデッキもある、そんな環境のほうが健全ではないでしょうか。

 それに、経済的な面でもベルゼブブはCOJに貢献しているはずです。1.2当時、無料化によって増えた新規プレイヤーにとっても古参プレイヤーにとっても環境で戦っていくうえでベルゼブブは必須カードでした。ベルゼブブを手に入れるためにVer1.2は相当のプレイヤーが購入しているはずです。この収入が崖っぷちだったCOJを救うものとなったというのは想像に難くありません。

まとめ

・ベルゼブブはCOJを破壊したが、それにより今のCOJが作られた。
・経済的にも、COJが存続しているのはベルゼブブによるところが大きいのではないだろうか。

 流行に乗ろうとしてだいぶ遅れた感がありますが、今回はこんなところで終わりにしたいと思います。本当はヴィシュヌについても色々書こうと思っていたのですが、どうしてもまとめられそうにないと判断したのでまたの機会にしようと思います…。ご意見がありましたらコメント、またはTwitterのほうでお願いします。