SS２視点の1.4EX2カードレビュー ①赤ユニット
どうも、寒さに弱い量産機好きです。やっぱり新カード色々面白いものがたくさんありましたね。J先生より断然面白い。追加カードをどんなデッキに入れるのか、どんな新しいデッキが生まれるのかWAKUWAKUを思い出しました。早く使いてぇ～って感じです。まあ、まだ1.4がVRさえまともに揃ってないんでそっちが優先されるんですけど…。
というわけで、よそ様もすなるカードレビューと云ふものを僕もしてみんと思います。もしかしたら僕みたいなお世辞にも高いとは言えないランク視点でのカード考察も何かのお役に立つかなぁと、遅ればせながらやっていくつもりです。時間はかかってしまうと思いますが、一応最後までやろうと思ってますのでどうかよろしくお願いしたします…。カードの評価は最終的なDOBの予想と５段階での評価、カードへの所感という感じです。カードの画像・効果テキストのほうはお手数ですが、下記のアカギ ユウ様のブログで確認をお願いします。
では、始めていきます。
・アイアンゴーレム
DOB予想：１～４ｐｔループ 評価：☆☆
赤くなってより極端になったポメ錦、といった感じを受けます。 先攻初手で出せばほぼ確実に１点かユニットの１：１交換の選択を迫れるのはまあまあ、ですかね…。今回の弾で出た２CP６０００のウィルスを自陣に置くユニットとはシナジーを形成するでしょう。特に「ONI総長」は相手アタック時に運が良ければ自身に「沈黙」が付与されるのでそこそこ合いそうですね。また、2CPなので多くの特殊召喚カードにも対応しているのでそこを活かすのもありだと思います。普通に使うには結構使いづらそうですがそれ故にDOBがつくことが予想されるため、赤では貴重な低CPのDOB枠に成り得るかもしれません。
・フォックスバンデット
DOB予想：２ｐｔ安定 評価：☆☆
フォックスコマンドーの色違いがなんで盗賊なんですかね？現状赤の盗賊は【盗賊】デッキではあまり採用されないであろう「石川五右衛門」しかおらず、効果も既存の盗賊と全くシナジーしていないため基本的には種族はあってないようなものでしょう。BPがCP比での基準値にあるので最低限のラインはキープしています。先攻初手で出して後攻にプレッシャーを与える…というのが使い道ですかね？相手の手札が３枚あれば６０００ぶっぱできるので、ダメージ効率は悪くないと思います。総じて可もなく不可もなくみたいなユニットですね。
・丹花のリンリン
DOB予想：１～２ｐｔ 評価：☆☆☆
舞姫をデッキとして組む意義となるカードです。「パピヨンガール」に似たシステムユニットでありながら、サーチ効果を持っているため腐りにくいのが嬉しいところ。また、システムユニットの宿命として除去に狙われやすい点を「巫女の守り手」である程度カバーできます。並べば並ぶほど火力が上がっていくのですが…舞姫は昆虫ほど軽いわけでも手札が潤沢なわけでもなく、BPが高いユニットがいないという弱点を抱えています。また当然のことながら「加護」や「秩序の盾」には無力なので、今回はこの評価に落ち着きました。
・シルフの空士
DOB予想：２ｐｔ安定 評価：☆☆
２CP６０００の自陣にウィルスを呼び出すユニットの１体で、初めての２CP以下の赤い天使でもあります。ウィルスとの噛み合わせが少々悪く、「ウィルス・炎」の疑似マーヤによって（ウィルスが処理できなければ）実質的に２CP５０００の「無我の境地」持ちということになるため、最も比較対象になるであろう「鳥人スパルナ」に優位性を見出すのは難しいです。
どちらかというと、ここ最近で優秀なサポートが増えた天使ということが大きくメリットとして働くのではないでしょうか。「絶望の天魔アザゼル」や「大天使ウリエル」の進化元に気軽に使え、「アサルトエンジェル」の効果ではウィルスを出さずにBP６０００のユニットとして特殊召喚できます。また、ウィルスを処理できるカードとして候補となる「暴走する魔剣」が「ラミエル」と相性がいいこともポイントです。
・バーンソーサラー
DOB予想：２ｐｔ安定 評価：☆☆☆
４CPのユニットというのは余程強力なカードでなければ滅多に採用されることがないうえに、【魔導士】でしか意味を成さないカードなので現在型の【魔導士】のデッキパワーを考えると２ｐｔは確実でしょう。
出たときの焼きは最大火力でも５０００止まりなので、「魔導の書」なんかで焼ききれなかったユニットを焼くというのが基本になると思います。破壊された時の焼きの火力効率はなかなかなので、【魔導士】の苦手とする「戦神・毘沙門」に代表される全体除去の抑止力という面では（全体除去の前に捨て札が溜まっている必要がありますが）それなりに優秀だと思います。また、レベル２にするだけで８０００になるため魔導士では貴重な肉体派なのも嬉しいところ。同じ魔導士で赤４CPの「暁姫ニュクス」と比べればかなり使い勝手がよく、赤に寄せた【魔導士】なんかもできそうです。
・遮那王義経
DOB予想：１ｐｔ安定 評価：☆☆☆☆
攻撃時の焼き効果・プレイヤーアタック成功時のサーチ効果の両面でアドバンテージが取れる可能性のある優秀な進化ユニットです。序盤でも「炎鬼イフリート」に重ねて火力アップ＋疑似スピードムーブといった動きができ、中盤以降は役目を終えたイフリートや侍最軽量の「IZO」の上に乗せて中型～大型を除去といったことができます。２CPと軽いため疑似スピードムーブに使いやすく、アタックが必要となるためネックとなる低いBPもレベル２にして出したり、戦闘面であれば「心眼のナギ」や「赤誠の沖田」である程度補うことができます。
焼き効果と軽さだけでも強いといえますが、更にプレイヤーアタック成功時の舞姫サーチの手札補充も魅力的です。単体で優秀な「ミューズ」や侍をサポートする効果を持つ「静御前」あたりが候補でしょう。「三日天下」の採用や緑ユニットを多めに組み込むことで硬い盤面を形成する方向にシフトしていた【侍】が、継続して撃てる除去を手に入れたことでどう変化し環境に食いこんでくるか注目ですね。
・魔軍総帥アスタロト
DOB予想:０ｐｔ安定 評価:☆☆☆☆☆
「狂神アレス」に次ぐ赤系での「秩序の盾」への回答に成りうるユニットです。何もしなくても赤への高い壁となる「統制者ヴィシュヌ」を封じられる上に、赤ユニットが出た際に相手のBPを上げることでさらに「防御禁止」をつけることができます。また、「セイクリッドフィールド」を相手が使った場合大抵のユニットに「防御禁止」を付与できるのも強みですね。
BP上昇を味方にも使えたり、被破壊時の悪魔サーチなど小回りも利くためかなり使い勝手のいいユニットでしょう。環境やデッキ次第では、同コストかつ悪魔であるかの「蠅魔王ベルゼブブ」と枠争いをすることも十分に考えられるハイスペックなカードだと思います。
赤のユニットだけでかなり文字数食っちゃったんで今回はこの辺で…これから続きも頑張っていこうと思います。では、今回はこれまでで…。
